はじめまして。イーサモン (旧:イーサエモン)の日本コミュニティサポーターのかい~のキャッツです!リアルは、ブロックチェーンゲームにはまる、おっさんです。
さて、今回は2019年6月にサービス休止に追い込まれたイーサエモンのことについて状況を共有できたらと思っています。結論を先に話すと、イーサエモンは、イーサモンというブランド名になり、新体制で復活後、オリジナルゲームのエコシステム・UI/UXの改善や、仮想3D世界 ディセントラランドにおいて様々なコンテンツをリリースしながら、さらなる発展を遂げています。サービス休止から、2020年12月現在までの経緯を説明したいと思います。
2019年6月にイーサエモンの公式から新機能開発停止に関する記事が発表されました。日本語記事はこちらになります。
・開発資金枯渇のため新機能開発を停止中
— hagoromo.crypto (@hagoromo_crypto) June 28, 2019
・今あるゲームはバグ修正含めて提供を続ける
・オープンソース化に向け開発に興味がある人を募集中
日本語記事https://t.co/s8sZGfOkJ8
英語記事https://t.co/qo1MxrDyWf#etheremon #イーサエモン
要約は、イーサモンプレイヤーでもある
hagoromo.crypto (@hagoromo_crypto) | Twitter さん
がまとめてくれています。当時、しばらく運営からの発信がなかったので、もうこのまま新機能リリースもなく、サービスが終わるというかなり厳しい状況を感じていました。
しかしながら、当時イーサエモンの最高責任者であるNakaが、Discordにおいて "我々は、コア部分を固めて、オープンプラットフォームのようにイーサエモンを発展させるような人々と出会いたい” と前向きな発言をしたことにより、壊滅的だった状況が少しずつですが好転してきました。
具体的には、元イーサモンのプレイヤーだったIdonとEB (現イーサモンの運営チーム)、それ以外のメンバの協力により、イーサモンという名前で運営を継続することができるようになりました。移行するための資金だけでなく、技術力のあるプレイヤーが多くいたラッキーな状況でした。。ほんとつぶれなくてよかった。。
現在は、オリジナルゲームについてのエコシステムの改善や、イーサモンのNFTを他のゲーム、さらにVRの世界でも使えるようになってきています。
オリジナルゲームの改善について
自動でエネルギーが補給されるようになる
オリジナルゲームについては、エネルギーが12時間ごとに自動補給されるように改善されています。今まで、エネルギーを申請していたためガス代がかかり、とてもプレイしにくかったです。これは、いい改善だったと思います。今後は、モンの購入・レンタルなどガス代が発生する部分を改善するために Matic networkを導入して、スピード向上とガス代の大幅な削減に繋げることを発表しています。
デイリークエストでEmontを獲得できるようになる
さらに、補給されたエネルギーを使ってバトルし、そのバトルですべて勝利すると補給された20エネルギーで最大 3 emont を獲得できるようになりました。 12時間毎にエネルギーが補給されるため、1日で最大6 emontを獲得できるようになっています。emontは、uniswapなどでも交換できるため、コツコツemontを貯めることで、現在はほんの少量ですがEthを獲得できる流れが作られています。
3つのリーグが導入され、初心者でも遊びやすくなる
イーサモンでは、現在3つのリーグが導入されています。リーグは、それぞれ、
-レベル30以下 (進化していないモンのみ)-
-レベル60以下 (進化しているモンを含む)-
-レベル100以下 (進化しているモンを含む)-
の3つのリーグで構成され、7日間をバトル期間として、優勝者には100 emontが贈られます。バトル期間が終わると、次のバトルが始めるためビギナープレイヤーでも十分優勝する可能性があります。リーグ褒賞は、今後参加者が増えれば増えるほど、大きくなっているそうです。
オフチェーンモンの導入でビギナープレイヤーでも強くなりやすい環境が整う
さらに、バトルしているモンの能力をあげるギャルソンをオフチェーンモン(売買できない)として、獲得できるようになっています。これによって、ビギナーと以前からいるプレイヤーとの実力差を小さくすることができます。獲得方法は、実績クエストの『勝利の味を知るもの (25回の勝利)』をクリアするのみです。ギャルソンをゲットして、強くなり、リーグで優勝しemontを是非ゲットしてもらいたいと思います!
オリジナルゲームについては、今後UI/UXのさらなる改善するために2名のフロントエンド技術者、またスマホで気軽にプレイできるようにアプリ開発会社と1年の契約をしています。今後もさらに遊びやすくなり遊ぶ敷居がさらに下がっていくと思われます。
ChainGuardiansのゲーム通貨CGC をイーサモンNFTで採掘できるように
"このプロジェクトが進行するの
を見るのは悲しいことだ。
それは私が関わった最初の
本当のブロックチェーン
ゲームでもあり、また10ETH +
前後に投資した。私が言うこ
との一つは、ここのコミュニティ
は私をゲームに引きつけたも
のであり、それが消えるのを
見るのは残念なことです。
Idonと私は、モンスターが完全に
無駄にならないようにする
ための潜在的な方法を探しています"
イーサエモンが、新しい体制に移行していく頃、このようにDiscordで発言をしていた元イーサエモンプレイヤーだったRobbeh氏は、ブロックチェーンゲームChainGuardians (プレセールはまだ)の運営責任者として活躍しています。彼は、発言通り、ChainGuardiansの画期的な機能であるゲーム内通貨をイーサモンのNFTで採掘できるようにして、イーサモンの価値が落ちないようにサポートしてくれています。
ChainGuardiansは、採掘のページは、こちらになります。以前、記事で紹介したようにチーム体制も充実しており、徐々に存在感を高めている今後楽しみなゲームの一つです!
Decentralandでひろがるイーサモンの世界とエコシステム
イーサモンは、VR (仮想現実)空間のプラットフォームであるディセントラランド (DCL)
においても開発が進み徐々に存在感が高まってきております。オリジナルゲームの中だけで、完結するのではなく、今後はDCLで散歩したり、戦って収益を獲得したり、鑑賞したり、いろんなところでイーサモンがみられるようになります。はやく、モンと散歩して逆ナンされたいですw
DCL バトルグラウンド地区でイーサモンが開発権を獲得する
先日、イーサモンチームは、バトルグラウンド地区において開発権を獲得しましたが、
これは、イーサモンにとって追い風になっていくとても大きなニュースでした。この大きな開発には、イーサモンチームに加え、DCLにアプリケーション開発をしているMETAZONEチームが加わり、さらに3Dデザイナーが数名加わっています。 今後、200を超えるすべてモンが3DキャラクターとしてDCLに登場していく計画です。
すべてのモンが、ディセントラランドで見られるようになり、モンと散歩するプレイヤーが見られるようになったとき、多くのひとのウォレットに眠ったままのモンの価値も
も再び見直されてくるような時が来ると思います。
イーサモンが開発できる地区『バトルグラウンド』。どんな感じか行ってみた土曜日の朝。予想以上に広かった👍ランドの広さに応じて、建築物の高さも大きくできるので、今後がたのしみです🐈#ethermon #battlegroud #decentraland #イーサモン最新情報 pic.twitter.com/yjL9rgNOsI
— かい~のキャッツ@イーサモン (@kainokainokaino) November 27, 2020
バトルグラウンド地区の敷地はとても広く、イーサモンがDCLにおいて大きなコンテンツとして認識されていくのが予想されます。DCLではイーサモンのバトル方法もオリジナルゲームとは異なり、ムーブ (技のようなもの) や、ターン制バトルなどが導入されています。改めて、DCLの地図をみると大きい敷地だな、と可能性を感じます。
DCLの土地所有者全員に『草むら』がエアドロップとして配布される
【イーサモン最新情報】
— かい~のキャッツ@イーサモン (@kainokainokaino) December 10, 2020
・DCL ランド所有者にワイルドグラスメタがエアドロップ (出現するモンを倒すとMARKSという通貨を獲得)。
・MARKSは、バトルグラウンド地区で使用可能。モンの回復、特定のエリアへの入場、DCLで採用されるムーブのアップグレードなどに効果。 https://t.co/cfMXklbgkV
12月20日時点で、DCLの土地を保有しているプレイヤーには土地にセットできる『草むら』がエアドロップとして配布されます。これもかなり大きなニュースだと思います。まだDCLには未開発の土地が多くあり、そこに『草むら』がセットされていく可能性が十分にあるからです。
2021年1月1日までに『草むら』を土地にセットしているユーザーはNFTとしても販売できるようになるようです。それもうれしいですが、もっと嬉しいのはDCLの世界でイーサモンを見るのがより一般的になっていくということです。いろんな草むらを探検しているユーザーが増えて、DCLにいくのが楽しみ!というプレイヤーが増えるといいなと思います。
この草むらでは、野生のモンが出現し、それを倒すとバトルグラウンド地区で使える『MARKS』という通貨が倒したプレイヤーと、その土地保有者に配布されます。DCLで、土地を買ったけど使い道が分からないというプレイヤーは、この草むらをセットするだけで、このMARKSを獲得できるようになります。
このMARKSは、バトルグラウンド地区において、モンの回復や特定のエリアへの入場、DCLで採用されるムーブのアップグレードなどに効果を発揮するそうです。また、オリジナルゲームで獲得したEmontもバトルグラウンドで使用できるようになり、さらにemontの使用用途が広がっていきます。
これは、DCLのわしの土地にイーサモンのラフスキーをデザインし、設置したものになります。ラフスキーは、無料でダウンロードできるBlenderで制作しています。かぶっているのはバーキンドルの帽子。この帽子は、ファッションコンテストで発表された後、一般販売されたものです。いま、わしはこれを良く身に着けて歩いたりしています。
今後は、場所にとらわれないVRの世界で仕事が生まれたり、ゲームで収益を得る人がますます増えると思います。同時翻訳機能がDCLに導入されたら、言葉の壁もなくなり、これまで以上にグローバル的な交流が進んで、おもしろくなるでしょう。それを見るのが、楽しみでなりません。ディセントラランド生活において、想像してなかったことが起きてくる可能性は十分にあります。
以上、イーサモンは終了していないよ、これから楽しなこと沢山あるよ!という記事でした。また、おもしろそうなニュースがあればここに更新していきます!