こんにちは!かい~のキャッツ (@kainokainokaino)です。今回は、Somnium Spaceというブロックチェーン技術をベースとしたソーシャルVRサービス「Somnium Space」について紹介します。リアルで美しい風景とサウンド、ビルダーで簡単に建物をつくれるコンテンツ、、ここでは様々な体験が生まれていく、、そんな可能性を感じます。
Somnium Spaceのエリアについて
Somnium Spaceは、2019年にフェーズ1として約3平方キロメートルのエリアの土地が販売されました。区画のサイズについては、現在、小(200平方メートル)、中(600平方メートル)、大(1500平方メートル)の3つのサイズを提供されています。 各サイズには、それぞれ高さ制限があり、例えばSmall Parcelなら高さ10mと地下10mの空間をカスタマイズすることができます。景観が損なわれることがないように、大中小のエリアが配置されています。
わしは、Sサイズのエリアを一つ購入しました。Somnium Spaceからダウンロードして使えるようになるビルダーは、簡単にリアルに近いような建築物を建てられるように設計されています。これを使って、別荘をつくりたいと思います。湖の水面に光が反射している風景はほんと綺麗です。。
Somnium Spaceの世界にいってきた
Somnium Spaceは、ホームページの右上にある部分からダウンロードして、そこから入ることが可能です(2020年2月現在なので、今後はより簡単に入れるようになると思います)。まだ、ロード時間がわずかにかかるのか、カクカクした動きですが、かなりリアルに感じました。
これは、Somnium Spaceの世界を録画したものです。鳥のさえずりが心地いいですし、VRでも青空をみるととても癒されます。空が広いです。
また、以前にDiscordで海外のユーザーと待ち合わせをしたのですが、相手の声も遅延なくリアルに聞こえて驚きました。英語が分からなかったので、意味はわかりませんでしたがw (将来は翻訳機能も劇的に進化し、普通に話せる日が来ますように)
海外では、この世界でビートルズを唄っていたことに感動しました。将来は、このようなセッションを仕事にする人も現れてきそうですね!
Somnium Spaceにて、デモセッション。ビートルズ唄ってる。まったり集って、ええですな🎙️スピッツ唄わな🐈 #SomniumSpace https://t.co/NLoRMQWPnM
— かい~のキャッツちゃん (@kainokainokaino) January 10, 2020
Somnium Spaceの経済圏について
Somnium Spaceは、他のVRワールドと同じく長期的に運営するにはバランス良く機能する経済が不可欠だと考えています。まず、最初に導入されていくのが広告システムです。Somnium Spaceは、admixと提携しており、プレイヤーは動画のような広告パネルを自分の土地に設置することができます。この広告が再生されると収益が配分される仕組みになっています。
この広告は、移動手段としても機能する予定だそうです。Somnium Spaceに存在する25個限定のTeleportation Hubがopenseaで販売されています。例えば徒歩で5分離れた場所にいく時、テレポート付き広告を利用して移動するような形になっていくでしょう。もちろん、広告を見なくても移動できるテレポートアイテムの場所には人が集まりやすくなると思います。
収益源として広告という手段は浸透していくでしょうが、いずれ様々な経済活動が生まれてくると思います。個人的に楽しみなのは、5G技術が浸透するにつれて世界各国でVRセッションが行われていくんじゃないかということです。
音楽はもちろん、アートライブペインティング、NFTの売買、カウンセリング、会議の場所、ボルタリングや釣り(Somnium Spaceの湖はとても美しいですし、カヌーも販売されています) などの体験、いま思いつくのはこれくらいですがw わしは、徐々にVRの世界に職場を移行していきたいです。釣り竿を貸すおっさんもありか?w
Somnium Spaceは、Loom networkと提携しプレイヤー同士での通貨のやりとりを遅延なくすることも実現しようとしています。場所にとらわれずどのような体験ができるか、経済活動が起きるか、それによってわしの働き方は変化できるのか、、そんなことを考えつつ見届けていきたいと思います。